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代表の粕谷浩子です。

食いしん坊で、好奇心が旺盛で、ところどころ妙にマニアちっくに深堀りしてしまう「面白がり屋」です。その私の「面白いじゃんアンテナ」に激しく反応してしまったのが『お雑煮』でした。尋常じゃなく面白い「地域食・伝承料理」でありながら、「変化」も含み「新しい可能性」も秘めたピカリと輝く存在。「私、お雑煮のマーケットを作り出していきたい!」と立ち上がってしまったのがお雑煮やさん、です。お雑煮やさんのたくらみ事を聞いてください。

 

 ■お雑煮ほど面白い料理は、他にない!

お雑煮って、年に一回「お正月というハレの日の家庭料理」って位置づけで、飲食店やレストランでもほとんど提供されることもなく、家族や親戚と過ごす時間の中でだけ守られ育まれてきた、実は閉ざされた料理なんですよね。 

だからこそ、今も地域食としての味が受け継がれているとても稀有な存在になっているんだと思います。 

「お雑煮」についての話題が持ち上がると、同じ「お雑煮」として話しているのに、実は人によって頭の中でイメージしているものは全然違う・・・という摩訶不思議な状況が現れたりします。同じ日本語なのに、すんごくポピュラーな誰もが知っている日本語の「お雑煮」は、人によって全く別のものだったりするんですよね。 

そして、話してみると、「うちのは岩のりが入ってるよ」「うちのは焼きハゼがのってる」「餅は丸もち?切もち?焼くタイプ?ドロドロに煮るタイプ?」・・・なんてお雑煮談義は、盛り上がっていくんです。

 このお雑煮談義、昔から私は大好きだったんです。

 毎年、まだ私が知らない「お雑煮」が登場して、地域食の豊かさや奥深さに好奇心が高まるばかり。でも、やはり残念なのは、話で聞くことはあっても、実食はなかなか出来ないことなんですよね。

私なんて、お雑煮の情報を収集したいならば、「地元の銭湯に行け!」と我流でお雑煮情報を集めていました。(地元の銭湯ならば、ゆっくりおばあちゃんやお母さんの話を伺えるでしょ?(笑)) 

お雑煮は、「だし」も豊富な種類があって、カツオ昆布だし、いりこだし、するめだし、ハゼだし、あごだし・・・なんて具合で、地域のカラーが反映されてますし、「具材」も特徴があり、結構地元じゃなきゃ手に入らない「伝統野菜」や食材が使われています。餅だって、煮る・焼く・丸・角なんて具合でバリエーションあり。

こういう全国各地のご当地雑煮を食べ比べできたらなぁ・・・

これを叶えようとして、お雑煮やさんの一番初めの仕事はレトルトで「全国ご当地雑煮食べ比べセット」リリースに繋がったんですよね!

お雑煮って「変化」もまたもう一つ面白いところなんですよ。家庭料理だから、世代を受け継ぐときに小さく変化が生まれるんですよね。特に「婚姻」によって。白みそがベースの家庭で育った夫と、あごだしスマシ汁のベースの妻がひとつの家庭を築き始める・・・そこでちっちゃく変化が生まれる。。そんなことも面白いところ!

「伝承」と「変化」が混ぜこぜになって、今も残っているお雑煮。

これは「料理店」で培われた料理ではない「家庭料理」という文化的背景があるからこそだと思うんです。

だからそこにも可能性が秘めてる。料理人の方がワザを駆使して「お雑煮を作ったら・・・」それも食べてみたいトキメキがあります。家庭料理の良さからも様々な派生の可能性もある。。考えるだけでも、様々な開発の余地があって面白いものでしょう?

 

■まずは第一弾!ご当地雑煮でまちおこしプロジェクト!

 

それぞれの地域の個性的なご当地雑煮、食べてみたい方はたーんといらっしゃると思うんです。今はB級グルメブームですから、ご当地ラーメン、ご当地カレーなどたくさんのものがまちで開発されています。「ご当地雑煮」って本当に個性的ですから、全国各地の素敵なご当地雑煮を、地元の方が「みやげ物」として商品化できるように、 商品化の応援プロジェクトを進めていきたいんです。

 「ご当地カレー」とか「ご当地ラーメン」などと同様に、「ご当地雑煮」が全国のあちこちで並ぶようになったら、楽しい!

 

私たちお雑煮やさんが作るんじゃなく、地元の人が自ら開発していけるようなプロジェクトにしたいんです。それを広げていく役割を担うのが「お雑煮マーケット」を作ろうとしているお雑煮やさん。

一緒に楽しんでいきたいんです。

 

■お雑煮は、正月だけのものじゃない。
日常でも楽しめるように、ファーストフード展開!

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 ファーストフード感覚で日常的に雑煮を楽しんでいけるような店舗展開を行います。店舗ではご当地雑煮にこだわらず、

 「スープ+具材+餅」=雑煮と定義し、

 小腹が減った時や、朝食、ヘルシーランチとしてお雑煮を提供したいと思っています。
 一つのお椀(カップ)でお腹が満たせる、だしの効いたスープでほっこりと和める軽食として、「丼」や「そば/うどん」よりもちょっと軽い「日常の軽食」にしていきたいんです。

スープストックトウキョウさんのような感覚で、もうちょっと男性に寄らせた感じがイメージ。

 

■そして、日常の朝食に、お夜食に!

 

まずは『朝雑煮』というスタイルを今はイメージしていますが、「雑煮のもと」みたいな感覚で、お湯を注げば食べられる、あるいはレンジでチンしてすぐに食べられる「お手頃な」日常のお雑煮スタイルを作り上げていきたい。

ワンカップで、主食となる炭水化物も入っている汁物は、今の私たちの生活の中でとっても便利なスタイルだと思うんです。

 

日常のお雑煮は、「便利で手軽に」。正月の伝統的なお雑煮は伝承を大切に。
スタイルを変えて、いつまでもお雑煮が愛される形を作っていきたいんですよね。

 

 

 

■そして、海外へ!

 

昨年は、「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。

 「和食」の真骨頂でもある「だし」を、

 地域の家庭料理である雑煮で表現できると思っています。

 「昆布だし」「かつお昆布だし」「いりこだし」「あごだし」「するめだし」など・・・雑煮には様々なダシが使用されています。庶民の味として「雑煮は一押しでしょう?!」と私は考えているんです。

 

SUSHI(寿司)は今や世界で一般用語化され、各国でローカル化されています。

 雑煮も、「スープ+具材+餅」と定義すれば、

 「ボルシチの中に餅が入ればZOUNI!」となるでしょう?!

 各国のローカルスープに餅を入れる食べ方としても、馴染みやすいのではないかと考えています。レシピの可能性は無限大。

 私たちは雑煮を、「ZOUNI」という言葉ごと世界に広げていくことを計画しています。

 

 

お雑煮は、おもしろい!

 

これまで雑煮のマーケットがなかったのが不思議なぐらい。

きっと、このたくらみごとが動き出したら、楽しいことになっちゃうぞ!と妄想しながらも、企業として地道に、粛々と展開していきたいと一生懸命なお雑煮やさんなのでした!

 

一緒に楽しんでくれる方、ぜひぜひ気軽にお声かけくださいませ!